桜田五輪相の資質と任命責任

今日の国会で、蓮舫さんから東京オリンピックのコンセプトを質問された桜田五輪相が、満足に受け答えできず、事前通告しなかったのが悪いと非難したそうだ。

蓮舫が意地悪さを見事に発揮して、桜田から一本取った感じ。細かな数字や、些細な質問なら蓮舫は相変わらず鼻持ちならないとなりそうだが、大臣でありながらこんな基本的なことも答えられないと世の人は思うだろう。さらに、桜田は事前通告しなかったほうが悪いとやってしまい、みずからも墓穴を掘ってしまった。

大臣の顔ぶれを見て、桜田さんが一番危ないと思っていたが、まさに期待通りの結果となった。こんな人を7回も選んでいる柏方面の人たちもどうかしている。この人は叩けばどんどん埃が出そう。

大臣になる人は、多少の知識不足があったとしてもその分野に熱意があって、謙虚であらねばならぬ。桜田は見事なまでに、正反対。能力もなさそう。当選回数と派閥の推薦から、五輪相が空いていたから当てはめたのは見え見えで、それでも適材適所と言い張るから安倍さんはますます国民から見放される。

桜田が五輪相に居座れば居座るほど、野党の集中放火を浴びる。かといって、安倍さんはすぐには切れまい。
このままではこんな人が東京オリンピックを仕切るのかと国民のフラストレーションは右肩上がりだろう。
この先、どう展開するか見物であるが、何とかならないものか。
いっそのこと、安倍さんか菅さんが兼任したらどうかな。もともと、居ても居なくてもいいポストなんだから。