谷真海(旧姓佐藤)さん

谷真海さんが東京パラリンピックへ向けて苦境に立たされているそうだ。
トライアスロンで代表入りを狙ってるそうだが、障害の分類枠のPTS4ランクが、競技人口が少ないため、東京パラリンピックでは採用されず、義足を使わない障害の軽いクラスに含まれることになり、まさに『ハンデなしの無差別級へのチャレンジ』になるようである。

そこで谷さんが取った策が、バイクとランで同じ義足を履くというリスクと引き換えに、4分ほどかかっていた交換に要するタイムを取るというもの。最近のレースで成果が出て、希望が見えてきたようで、心から応援したいと思った。

彼女が言う以下の言葉は誠に説得力がある。

『変化を恐れず、限界の蓋を外すことが成長につながる』

日々、自分に課題を与え、妥協せずに地味な努力を積み重ねていくという。

東京オリンピックパラリンピック招致のプレゼンで凄い人と思ったが、その後の生き方も立派だ。

自分はトシは取ったが五体満足。不平不満や、後ろ向きな思考をしたら情けない。
大学も学部も後輩の谷さんに負けないような生き方をしなければ。