カルガモのいる光景

先週末、自宅近くのたまに走るランニングコースに面した田んぼの一角のコンクリートで囲われた中に、たくさんのカルガモを見つけた。

『今年もいたぁ』と思った。

毎年、田んぼに水を張った5月頃に、子供のようなカルガモが解き放たれ、みんな仲良く気持ちよさそうにスイスイと泳ぐ姿が見られる。

その後、夏を迎えた頃にはカルガモも成長し、秋には力強い泣き声が田園風景に轟き渡る。

そして、12月に入ったあたりに通りかかると、一羽も居なくなって、閑散とした光景だけが残る。
この場所は毎年、この光景の繰り返し。

何か切なく、いつもため息が出てしまう。