台風の爪痕

台風が去った後、わが千葉県を中心に停電、断水等の被害が拡がっている。

台風が去ってすぐ、いつものようにクルマで最寄駅まで向かったが、途中、大木が何本も倒れ、そのうち、1本は道路脇の電線の上に絡まったままになっていて、その横で工場の鉄骨の枠組が崩壊し、今にも道路上に崩れんばかりの光景を目にした。

そのような状況で、自宅近くの公共施設が何ヵ所も避難所として解放されている。まさか、風害がこれほどの被害に繋がるとは想像していなかった。

台風が東京湾から千葉に上陸し、四街道、佐倉東部、富里、成田と進んでいったが、東側に風害が集中している。台風は反時計回りで、ちょうどわが家の東側をかすめて進んでいったと思われ、少しコースが西側だったら、わが家も被害を受けていたかもしれない。

そういう意味では今までの生涯で最も災害を身近に感じた。
このように局地的な災害で、自宅に損傷がなく、電気、水道が遮断されただけならば、少しの間なら少し移動してホテルに滞在することは可能だろう。ただ、家族の一員である猫をどうしたらよいか。ペットホテルに預けるのも、猫だけに可哀想な気がする。

すぐに復旧できると思って、ズルズルしてしまうのも、この時期、熱中症が心配だ。だから、多少、出費しても、体調が何より大事かと思う。

災害は地震、水害だけではない。何が起きる可能性があるかあらためて考えてみよう。