お彼岸のお寺参り

今日はお彼岸のお寺参りに豊島区巣鴨本妙寺に行ってきた。久々のお天気でまさにお墓参り日和であった。
うちのお墓には自分の祖父母、父母、赤ちゃんのときに亡くなった父の姉、高校入学直後に交通事故で亡くなった兄が入っている。13年前に亡くなった母の命日も近いので合わせてお参りした。

自分が7歳の年に兄が亡くなり、そのときの父母の落胆は子供からみてもかなりなもので、しばらくは毎週お墓参りを続けていた記憶がある。そんなことで、自分はかなりお墓は大事にする想いが身に染み着いている。

さて、本妙寺は元は本郷丸山にあって、江戸時代の振袖火事の火元だったことで有名。遠山金四郎千葉周作吉村昭の『海の祭礼』の主人公 日本初の通訳森山栄之助のお墓がある。新潟に本山があり、父母も一度お詣りしてたが自分は行ったことはない。

最近、お墓参りで思うのは、半ば朽ちかけた墓石にかけられた『関係の方は寺務所までお立ち寄りください』の案内が実に多いこと。墓じまいができず、そのままになってしまったのだろう。百年後の自分の家のお墓がどうなっているかなんて考えたことはないが、いよいよの事態となれば50年後くらいまでのお墓管理費を収め、後はお寺にお任せするみたいな選択肢もあるだろう。

お墓参りの後はとげぬき地蔵通りを歩き、いつもの『すがも園』で豆塩大福を買い、巣鴨駅近くの純喫茶『伯爵』でコーヒーを飲んで帰るのがルーティン。ここのコーヒーは自分の知る限りでは一番美味しい。

巣鴨はお年寄りが多いので、何か自分はまだまだ若いと感じてしまう(笑)