箱根駅伝予選会 ワセダは9位

最後の2枠まで名前が呼ばれなくて、肝を冷やした関係者、OBが多かっただろう。ようやく名前を呼ばれたときの大田智樹主将の何とも言えない表情をしてた。全体的に重苦しい雰囲気の中、相楽監督だけ拍手してたのが印象的。いっそのこと、名前を呼ばれなかったほうが良かったのかとさえ思う。

毎年、数は少ないが、世代トップ級の選手が入学してくる。
なのに、思った通りに育成できていない。

練習方法や部の規律、雰囲気などに問題があるかもしれないが、想像すると、選手のメンタルに付き合い切れていないのではないか。相楽監督は典型的な東北人っぽくて、言葉で奮い立たせるようなことが苦手なのではないか。
それと楽観的なコメントが多いのも気になる。
選手の自主性を尊重しているようだが、それは聞こえのよい言い訳に聞こえる。

ネットでは竹澤監督待望論が多いみたいで、できればそれが一番うれしいが、ボランティアでできるものではないので、大学も受入体制を考えねばなるまい。

OBに拘らず、熱意を持って選手に刺激を与え続けられる人材はいないものか。

筑波大学はいつの間にか強くなっていた。OBの弘山勉さんが監督になって変わったんだろう。自分もランナーとして彼の著書を参考にした。大変分かりやすく参考になった。奥さんの晴美さんのオリンピックマラソン挑戦も結果的にあと一歩及ばす、まだ不完全燃焼なんだろう。そのエネルギーが注入されている気がする。

創価大学は榎木、駿河台大学は徳本でレベルアップしてきている。来年は3度目の正直で麗澤大学も入ってくるだろう。やはり、指導者の差が大きい。このままでは埋没することが目に見えている。

自身もある程度のレベルのランナーでスポーツマネジメントを勉強している、もしくはその意思を持っているようなような人、いないかな。もちろん、OBに拘らず外国人でも。いっそのこと、公募したらどうか?