働くこと

少し前まで、みんな60歳定年でゴールと思っていたが、今や65歳までは働くのが普通になってきた。

それがさらに企業に対して、70歳までの雇用義務化の検討が進められているようである。

ゴールがどんどんと遠くなり、先が見えなくなってきた。

自分の会社は現状は、65歳の年度末までは再雇用で残れるが、そこから先がよく分からない。時給制で働いている人がいるようだが、希望すれば必ず働けるものでもないようだ。

現状は65歳以上の高齢者は気力、体力で個人差があり、一律的な制度化が難しいのだろう。

一方、昨日、通勤時の大手町駅の雑踏の中、子供のギャン泣きの大きな声が聞こえ、振り返ると2歳くらいの女の子がベビーカーを引いたお母さんに片手で抱っこされて、カラダをのけ反りながら、ワーワー泣いていた。勤務先あたりの保育園にでも預けて仕事しているのかなと勝手に想像した。

子供も大変だが、働くお母さんはもっと大変。働くお母さんには勤務先はもっと時短勤務を認めるとか、何とかならないものかな。これだけ、少子化が叫ばれてる中、社会で支えなければなるまい。

そう考えると、高齢者は収入が少なくても、子供、そのお母さんを支えるような役割を果たすべきかな。

やっぱ、頑張って、爺ちゃん保育士になるか。過酷な保育士さんの少しでも助けになれれば、間接的だが社会に貢献している実感が沸くかもしれない。