川井 対 伊調 の第3ラウンド

3対3の同点ながらビックポイント差で川井が勝って、世界選手権の代表を決めた。

手に汗握る闘いだった。これほどの緊迫感は、柔道全日本選手権の山下 対 斎藤以来だった。

自分としては伊調に勝って欲しかった。でも、攻めていたのは川井。この一戦にかける闘志ではほんの少し上回ってたような気がする。

この階級は世界で強豪がひしめいているようなので予断は許されないが、川井がメダルを取って、東京オリンピック代表に決まる可能性がかなり高いと思われる。

最後にレスリングの神様が、やっぱり伊調のオリンピック5連覇を見たいと思えば、何か奇跡が起こるかもしれない。最後の最後に、伊調が階級を上げて、川井妹に挑むかもしれない。結果はどうであれ、そんな伊調をもう一度見てみたい。