巨人ギライ

自分は小学校の頃から巨人が嫌いだ。
学校の昼休みに巨人対阪急の日本シリーズを見てたが、阪急を応援してた。
水原監督の頃から中日ファンだ。監督との確執から主砲の江藤がトレードに出されたり、エースの小川健太郎が黒い霧で永久追放されたり暗いことが多かったが、ドラフト会議で1番クジを引き当て、谷沢が指名されたときは嬉しかった。
そして、昭和49年、巨人の10連覇をストップさせたのは我がドラゴンズであった。ちょうど高校の修学旅行中であった。大洋の最後のバッターの打ったライナーが三塁手島谷金二のグラブに収まった瞬間、マウンド上で星野が雄叫びを上げ、キャッチャー木俣が駆け寄るという光景が思い出される。

ちょうど、その年の夏の甲子園では銚子商業が優勝したがその銚子商業に2回戦で敗れたのが作新学院の江川だった。当時の江川は本当に凄くて、後の松坂大輔よりもはるかに怪物で、どんな大投手になるだろうと本当に楽しみにしていた。その江川が法政を出て、ドラフト会議の直前に空白の1日で巨人と契約をしてしまった。読売新聞の見出しは『夢がかなった江川くん』で王貞治の『良かったね』というコメントも掲載されていて、その日から王も含めて、心底、巨人が嫌いになった。
芸人の有吉も巨人ギライのようだが、思いは一緒のようだ。あの横暴さ、上から目線、口ではきれいごと、現代のどこかの国と共通項がある。

そんなことで、しつこく最近でも巨人が負けることだけを願っているが、今年は何か雲行きが怪しくなってきた。とにかく、独裁者ナベツネ、反社に1億円払って自身の不倫揉み消しを頼んだ原、そして江川が最悪だ。広島でも、阪神でもどちらでもいいから、巨人を引き摺り下ろしておくれ!

我がドラゴンズはダメだなぁ。多分、そう遠くない時期に監督が伊東勤と替わっているだろうな。