甲子園始球式のレジェンドたち

100回目の節目の高校野球が始まった。
毎日、懐かしいレジェンドたちの始球式が行われる。今日はゴジラ松井、やっぱり、絵になる。たまたま母校の試合が始球式に当たったのも感動的だった。星稜の選手たちは偉大な先輩を持って鼻高々に違いない。それにしても、松井が同じユニフォームで5打席連続敬遠にも淡々と対応していたのが昨日のように思い出される。
さて、これから決勝戦までの始球式のレジェンドをみると、それぞれのシーンが目に浮かんでくる。
ただ、地域別にみると、東京を含めた関東がひとりもいない。作新学院の江川は真っ先に選ばれるべきなのに人前に出たくないとかで断ったという。一番、見たかった。高校野球時代の江川の球はとにかく速かった。女房役の小倉捕手によると高校2年が一番速かったそうだ。ただ自分は大学入学後、神宮の6大学で初めて江川をみたとき、思ったほどではないと感じたものだ。 高校のときと体型が全然、違った。もう少し野球に対するストイツクさがあったらとんでもない選手になったはずで残念だった。
江川が断ったのであれば、破った銚子商業の土屋投手か、後の木内マジックの申し子の仁志あたりが選ばれて良かったのにと思う。
明日の始球式は箕島の石井毅。星稜との死闘は紛れもなくナンバーワンの試合だったと思う。熱い夏はまだまだ、これからだ。