イチローの孤独感

先日のイチローの引退会見で、マリナーズからヤンキースに移籍した際の理由として、チーム内での孤独感を上げていた。

あれほどのストイックな選手だけに、当時のチームの雰囲気から自分が浮いた存在に感じてしまったのだろう(マリナーズに復帰してから、今はまったくそのような感情はないと言っていたが)。

また、アメリカでは自分は外国人であり、そういう立場になって始めて、人(日本に来ている外国人の方)の気持ちが分かったとも言ってた。

イチローが話すと、どんなことも説得力を増すような気がする。

自分は51で転職してから、自分たち(転職者はそれなりにいてた)は外様の存在と改めて気づき、さらに60を過ぎて、再雇用となってから孤独感が倍増した。ただでさえ、歳を取ると人は孤独を感じるのかもしれない。
昨年まではランニングに没頭していたので、孤独感を感じる余裕もなかったのかもしれない。
そのようなことからも、人は何かに打ち込んでいた方がいいだろう。

だから、再雇用になってたら、仕事はホトホドに、気持ちの半分は極力、それ以外に向けて自分をマネジメントする必要があると思う。