NHKから国民を守る?

昨日は早帰りデーで、いつものように皇居ラン。道すがら、参議院選挙のポスターがたくさん張り出されていたのを見た。
東京選挙区はいろいろな人が乱立してて面白そう。88歳の野末陳平氏を久びさに見た。他に『安楽死』、『NHKから国民を守る』など、単一イシューの党まで幅広く立候補されている。

普通の政党は総花的、抽象的で分かりにくいが、単一イシューは明確だ。NHKの受信料はみなが疑問に思い、夜遅く委託業者に玄関前で待ち伏せされ、恐怖を感じたなんて人も多いだろう。ウチにテレビはないと言っても、確認させてくれと食い下がられ、閉口したなんて人も多いだろう。だから、共感して、他に入れたい党もないのでと思って、入れる人もいるんだな。ただ、実際にそのような党の人が当選したとして、何ができるか疑問だが、やりたいことをハッキリさせて、戦略的にニッチを狙うのは良いことだ。世界のこんマリが最近の代表格か。

自分も50過ぎて、比較的、人がやりたがらないニッチな仕事を極めようと思い、転職もして、今に至っている。

自分の能力、スキル、経験が限られていて、その中で他者と競争するのなら、ニッチに特化するのは的を得ていると思う。