天皇制について考える

元号改正にあたり、昨日のNHKスペシャルは見ごたえがあり、自分自身、あらためて天皇制を考えることができた。

保守派は頑なに日本の伝統を守るといい、男系の天皇以外、認めないという。しかし、驚きだったのは過去に正室の子が天皇になったのは昭和天皇と前天皇以外、おひとりしかいなかったという事実。現代社会において、天皇にだけ妾を認めることはできないので、遠くない未来に、天皇制がなくなるか、女系天皇を認めるしかないだろう。

ただ、自分は日本人のDNAには天皇への尊敬の念が埋め込まれているように感じてはいる。だからこそ、最近、ずっと報道されているような結婚に絡む問題に対しては、相手の一般人が何を考えているのかとちょっと憤ったりするんだろうな。自分自身、どちらかと言えば少し左寄りの考えなので、不思議に思ってしまうが。もしかして、単に皇室の予算は税金で成り立っているのにと、ちょっとみみっちいだけかもしれない。

何か天皇制は理屈だけでは割り切れないかもしれない。