眼医者怖い

このトシになって、ものもらいで眼科を受診した。

眼科に行ったのは4~5歳のとき、 父母に立石の眼科に連れていかれ、眼医者と看護婦と母に押さえ込まれ泣き叫んだ以来かも。そのときのことは大人になって母に聞いたら、眼の上に膜ができてしまい、除去したと教えられた。
帰りに夕闇の京成線のドア越しに映った、眼帯姿の泣きはらした後の自分の姿を静かに見てた記憶がある。

まぁ、それ以来だからかなり久びさであった。

朝昼夕方、寝る前に目薬を垂らすように言われ、素直に実行している。

眼医者は怖いと子供心に思ったことが久びさに蘇り、父母に会いたくなった62歳であった。