気になる選手

少し前は毎日、イチローの通算安打数が気になっていたが、最近は中日ドラゴンズの高橋周平選手が気になっている。何しろ3球団が競合した末入団した未完の大器だが、毎年期待されながら活躍できないでいた。今年はヒット数も100本、ホームランも10本を越え、何とか頑張っている様子で少しホッとしている。
昔の藤王康晴をいつも思い起こしては、ヒヤヒヤしてた。
今シーズンも残り僅か、頑張って欲しい。

関西国際空港連絡橋へのタンカー衝突事故

先日の台風によるタンカー走錨により、関西国際空港への連絡橋が破壊され、被害が広範囲に広がっている。
そもそも、タンカーの船長が海保が奨めるエリア内でなく、なぜあれだけ近い場所に錨を下ろしたのか。船長は大丈夫だと思ったとのことだが、今度も大丈夫だろうという判断は失敗の典型だろう。『今度も大丈夫』が確固たる自信になるとリスクを感じなくなり、事故の危険性も高くなる(『失敗は予測できる』中尾政之)とのことである。

航空機の機長のように1秒を争う判断が必要な職種はその場で命を預けるしかないが、このたびの船長の判断にあたっては、そこまでのタイムプッシャーはなかっただろう。船長の独断でなく、会社からの指示はなかったのだろうか?あらかじめ、タンカー会社が何をリスクに捉え、対処方法が決められていたのか、決められていたとしたら船長の行動はそれに沿っていたかが気になる。

次にこのたびの損害賠償については、一義的にタンカー会社の過失か不可効力かが問われる。海保からの指示は法的拘束力はないとのことだが、だからと言って免責はないだろう。強力な台風が近づいていることは分かっていて、タンカーの船長なら職種柄からも当然にこのような事態は想定しないと駄目だろう。
また、損害賠償の範囲が広がるだろうからタンカー会社の資力では対応しきれまい。そうなると100億円までは運営会社の関空エアポート、それ以上は新関西国際空港会社が負担する契約のようである。
観光目的の外国人が入国できなくなって、地域経済も大打撃のようである。

さらに、そもそも連絡橋が破壊されただけで、機能不全となる国際線の空港でよかったのか、テロなども想定できるだろう。過去からの経緯や様々な力関係などの産物がこの空港で、想定外の隙間が残ったという印象である。そして、このような事故は、人知の隙間を掻い潜って、人をあざけ笑うように突然発生する。これから原因究明が始まるだろうから、その経緯を見守りたい。

日体大駅伝部 渡辺監督のパワハラ

今度は駅伝か。渡辺監督は豊川工業パワハラで辞めさせられており、そんな人間を監督に据えた日体大の罪は果てしなく大きい。
実際に手を出してたら当然、行き過ぎた暴言は傷害罪にあたるだろう。実績さえ出していたらモノが言えなくなるようだったら、こういうことになる。
日体大の内紛はお家芸のようなものである。過去には、新宅、中村が去り、その後の大エースの大塚正美も監督と衝突した。ちょっと古かったかな。ただ体質はまったく変わってないのだろう。

青学の原監督はやはり凄いかな。
全然スタイルが違うもんな。
自分がもし選手だったら、日体、日大、駒沢だけには行きたくないな。
大学はよくえらばないとね。

大阪なおみ全米オープンV

日本人初の快挙!スゴイ。でも意外じゃなかった。近いうちにグランドスラムで勝つだろうと思ってた。若干二十歳。おそらくこれから当面、世界の主役だろう。ストイックで素直なばかりに完璧を求めて自滅していたようだが、コーチがポジティブなメンタルを植え付けたらしい。大阪選手は以前のコーチは師弟関係だったが、今は友達関係と言っていたらしい。まさに新しいコーチはプロなんだろうな。
自分もやらなきゃならんと思って、涼しくなった夜にランニング5キロ。

漂流アドベンチャー~南鳥島

NHKBSプレミアムの第3回目の放送を見た。今回は南鳥島が舞台。東京から小笠原まで1200キロ、小笠原からさらに1200キロの日本最東端の島。地図で見ると、やはり遠い。2キロ四方の島でほとんど平坦。でも何となくこの世の島ではないように感じた。
この島も、伊豆諸島の鳥島と同様に明治の時代に開拓者水谷新六により、アホウドリが乱獲されたらしい。
そんな過去が少し脳裏をよぎった。

大谷翔平ゴジラ越え

大谷翔平メジャーリーグ1年目のホームラン数としては、松井の16本を越え、城島の18本に並んだ。肘に新たな異常が見つかり、今シーズン中のピツチャーとしての復帰は無理になったが、バッター大谷の才能も半端ない。
松井の打撃は力で球を運ぶように見えたが、大谷の打撃フォームは柔らかく、体全体でしなるように球を反発させてセンターを中心に打ち返している。懐が深く、どのコースでも体が順応できるように見える。もう少し左ピッチャーに慣れてきたら40本はラクに越えると思う。バッターに専念すれば毎試合、大谷を見れるし、ファンとしてはそれも嬉しい。二刀流は来年 以降のお楽しみに取っておこう。

さて、話を替える。
大谷ほどではないとしても、野球に対する真摯な姿勢、ストイックさを感じて好感を持った選手がいる。大阪桐蔭の藤原、根尾の両選手である。二人とも引き締まったいい顔をしている。プロに入ってもチャラチャラせずに大谷を追って大選手になって欲しい。

夏の家庭菜園

毎年、猫がいる部屋はゴーヤで緑のカーテンを作る。それと昨年から1.5m四方ほどのスペースに土を入れて、ミニ家庭菜園をやっている。
今年は小規模ながら家のリフォームをやったため、出足が遅れ、7月始めにホームセンターに残っていた胡瓜、茄子、ピーマン、オクラ、バジル、セロリを買い早速植えた。
折角、昨年こしらえた家庭菜園スペースを無駄にしないため、いろいろな種類を試したかった。ただ、時間もなかったし、事前に栽培の仕方などを調べることなく、行き当たりばったりにとにかく買って植えた。胡瓜がシダ科で蔦がぐんぐん伸びていくことさえも後から知ったらくらいだった。何本も支柱を立て、台風の前には補強もした。
どの作物に対しても、花が咲いたところから根元に近い葉は取って栄養が実に集まるよう気をつけ、毎日、水やりし、何度か肥料をあげてみた。休みの日は気になり何度も庭を眺めた。

結果はそこそこ、自分で作った新鮮な胡瓜、茄子、ピーマンは美味しい。
毎日、世話をしていると、成長が手にとるようによく分かる。優しくしてあげると、それに応えて花を咲かせてくれる。暑い日は葉が萎れてグツタリしていたが、夕方水やりすると翌朝には元気を取り戻す。 生きものって、不思議で素晴らしい。